2012年05月30日

セプテンバー/山内こう

リアルでの音楽友だち、山内こうさんのオリジナル曲です。(作詞・作曲・歌=山内こう)

アレンジと動画制作を私、てなわんボーイがやらせていただきました。

山内こうさんはネット上で活動していないので、私のブログに掲載させていただくことになりました。

季節外れな曲ですが、聴いていただけるとうれしいです。

できればコメントをいただけると、山内こうさんも喜ぶと思います。

どうかよろしくお願いいたします。

 

 
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ラベル:山内こう
posted by tenawanboy at 01:26| Comment(2) | J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

メイキング・オブ・『Before Sunset』(with KORG micro ARRANGER)

今回は、前回聴いていただきました『Befere Sunset』の制作過程を少し紹介させていただきます。「メイキング・オブ」などと言いますとなんだか偉そうですが、途中、2曲ほどボツ曲を経過していますので、今回はそれもアップさせていただきます。


「KORG micro ARRANGER」(以下、mi-ARNGRと略)で検索してこられる方が結構いらっしゃいますので、私の使い方を紹介したいです。


mi-ARNGRのHPはこちら↓


http://www.korg.co.jp/Product/Synthesizer/microARRANGER/

 

1.まず、何か曲を作ろうということで、自分のフィーリングにあったmi-ARNGRのスタイルを探します。最初、「Pop Beat」というスタイルを選びました。


2.次は、BPM(テンポ)とキーを決めた後、だいたいのコード進行を作ります。この作業が結構苦労しますね。基本的な I → VI → IV → Vとか、VI → III → II → V7 みたいな所から考えていきますが、ベースラインに順次下降を作ったり、セカンダリードミナントを使ったり、ドミナントをIV/Vとかにしてみたり、サブドミナント・マイナーみたいな代理コードが使えないかなど、いろいろ仕込みを考えます。M7とか9th、テンションなどもできれば取り入れたいですね。


【2012/05/11 追記・修正】

2.の項で、セカンダリードミナントとか代理コードなどで仕込みをすると書きましたが、ツイッターで藤巻先生から有益なお話がありました。先生によりますと、セカンダリードミナントとか代理和音、ドッペル・ドミナントなどは、実際にはあまり良いコードワークが作れないそうです。それより「7つのダイアトニック・コードを大事に使って、ツーファイブ、裏コード、分数コード、四度堆積和音、二度堆積和音、アッパーストラクチャー、近親調のコードを絡める、これらの可能性を追求した方がよほどオリジナリティが出せる」(藤巻先生のツイートより引用)そうです。


藤巻先生の著書を愛読しているはずの私がよく分かって無くて、ホントにお恥ずかしいです。単語だけでは難しいと思いますが、詳しいことは『コード作曲法』『コード編曲法』を見ていただけるとたいへん勉強になると思います。


 
 

code_sheet.jpg

 

3.コード進行がだいたい出来上がったところで、mi-ARNGRに打ち込んでいきます。mi-ARNGRは、演奏しながらバッキングを作れてしまうというのがウリのようですが、僕はコード進行やイントロ、フィル、エンディングなども含めて、全てステップ入力で作ります。これは僕の性分というか、キッチリできていないと嫌だからです。ここまでできれば、後はmi-ARNGRがやってくれるので、だいたいの曲の感じを聴くことができます。


4.コード進行を若干修正したりした後、今度はいよいよメロディー作りです。バッキングはmi-ARNGRがやってくれるわけですから、せめてメロディーだけでも自分で考えないと、全くの機械任せになってしまいますからね。著作権というのも、コード進行には無くて、メロディーこそが著作権の対象なんですね。


メロディーは、mi-ARNGRでバッキングを何度も再生しながら、一つのトラックに少しずつ録音していきます。これは実際に演奏して記録していきます。部分的に、パンチインで足していきます。


このようなやり方でやっていくと、一応曲らしきものがmi-ARNGRのみでできてしまいます。mi-ARNGRは4万円弱で、なりは小さいですが、音はなかなかいいんですよ!音色のエディットこそできませんが、音源としてかなり十分なものがあります。


さて、この段階で出来上がったものが、次の曲です。mi-ARNGRから2chアウトプットして、オーディオインターフェイスからiMacのLogic Pro9に録音し、MP3にミックスダウンしたものです。仮タイトルとして「Cotton White」(深い意味はありません)としました。

 

これで出来上がりとしてもいいのですが、あまりにも芸がないですよね。コード進行とメロディしか作っていないのですから。


5,次は、mi-ARNGRのデータをSDカードに落として、そのMIDIデータをLogicの方へ持ってきます。この時、メロディの気に入らない所も少し修正しました。


mi-ARNGRのMIDIデータは、Drums、Perc.、Bass、プラスあとはスタイルによってピアノとか、ギターとか、シンセのパッド、ストリングスなど、伴奏トラックとして4〜5トラックあります。


mi-ARNGRの音もなかなかいいのですが、Logicに持ってきた時点で、よりよい音源があれば差し替えます


今回の場合、メロディをサックスに変えてみました。Native Instruments社のKontakt5、サンプリング音源でなかなかいい音です。他に、詳しいことは忘れましたが、ギターをYAMAHA MOTIF XS7の音源に差し替えたと思います。これもいい音です。


ただ、ドラムの音は、キーマッピングが違うので差し替えるのが面倒なんですよね。それに、mi-ARNGRのドラムの音はかなり満足できるレベルです。mi-ARNGRのドラムにプラスして、Komplete 8のドラムも少し足しました。


音源を差し替えただけではなく、全体の構成もいくぶん修正しました。


各トラックのバランスを慎重に調整して、次のような曲になりました。タイトルも「Brand New Day」と変えてみました。

 

この曲で出来上がりにしようかとも思ったんですが、サックスの音を何度か聴いているうちに、ジャズっぽくしたらどうなるかな?って考えたんです。


6.そこで、最初に作ったmi-ARNGRのデータをスタイルだけ「Swing Ballad」というものに変えて、再びLogicの方へ持ってきました。やっぱりサックスにはジャズが似合いますね。3コーラス繰り返しという構成にして、2回目をサックス・アドリブにすることにしました。ここでしばし行き詰まってしまいました。サックス・アドリブがなかなかうまく作れないのです。キーボードを弾きながらではうまく行かないので、Finaleという楽譜ソフトを使い、キーボードでフレーズを確かめながら五線紙に書いて作曲しました。ジャズアドリブらしくするために、リズムをスイングさせ、メロディの拍を前後にずらしたりします。後はブルーノートを使ったりとか……、でもほんまもんのアドリブにはとうてい及びませんね。(^^ゞ

ad-lib for sax.jpg


後、最後のコーラスにバリトン・サックスを少し足しました。


出来上がりの『Before Sunset』です。

 

たいへん長くなりましたが、ざっとこんな感じです。これからKORG micro ARRANGERを使うという方に、少しでも参考になればうれしいです。mi-ARNGRは、それ単体でもその気になれば、かなり曲を作り込めます。また、データをLogicの方に持ってきて、ドラムトラックなど、MIDIデータを修正した上で、再びmi-ARNGRで音を鳴らすこともできます。


DTM初心者の方にはかなりオススメな製品です。中級者の方でもかなり重宝するのではないでしょうか?


全てのパートを一からオリジナルで作るスキルを身につけることも大切ですが、手早く気軽に作れて楽しめるというのもまたいいのではないかと思います。

 
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ラベル:KORG micro ARRANGER
posted by tenawanboy at 22:20| Comment(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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